膝の内側痛みと腫れの原因と対処法!早く緩和する方法

野球、テニス、サッカー、バスケットボール、ランニングでの膝の内側や靭帯の痛み緩和と対処法を説明します。ストレッチやテーピング、アイシングのやり方を解説します。

膝の内側の痛みを緩和するテーピングの仕方

ウォーキングやランニング、さらには草野球やフットサルといった競技を日常的に行って積極的にスポーツを楽しんでいる方は、膝の痛みに悩まされていることがあります。特に多くのスポーツで発症しやすいのが膝の内側に痛みが走る鵞足炎です。

 

膝の内部で骨と腱がこすれることで炎症が発生し、それが膝の痛みとなって表れてしまうのです。膝を曲げ伸ばすことで骨と腱のこすれが発生するため、どんなスポーツでも起こる可能性があります。

 

治療法は安静にすることが第一で、痛みが強い場合は鎮痛剤や冷却療法を施しますが、とにかく膝の曲げ伸ばし運動を避け、時間を掛けて自然治癒させるのが一般的になっています。


しかし、膝の曲げ伸ばしという動作は歩くことや椅子から立ち上がることでも起こり、日常生活において欠かせない動作であるため、完全に安静を保つということは難しいのです。

 

そこで、日常生活を送りながらも鵞足炎による炎症を抑える有効な方法がテーピングです。


テーピングとは負傷したり炎症が発生した患部にテープを巻いて関節や筋肉を固定することによって、患部の動きを最小限に抑えて安静を保ちやすくすることです。膝の内側に発生した痛みにも効果的です。


テープは4本使用します。1本目は膝を軽く曲げた状態で、すね部分の外側から貼り始め、膝の内側にある靱帯を通って太ももの外側まで貼ります。足のつま先側から見ると、「く」の字を逆にした形状になっているはずです。

2本目はすね部分の内側から膝の外側を通り、1本目のテープを貼り終わった場所と同じ部分まで貼ります。

この状態で、2本のテープによって膝下に十字が出来ています。続いて3本目はその十字のすぐ上部分に膝の皿を覆い被せるように膝の外側から内側に掛けて貼り、4本目は逆に膝の内側から外側に向けて貼れば完了です。

 

ここにも似たやり方が載っていましたので、貼っておきますね!

 


テーピングをすることによって、膝の痛みがある部分を保護し日常動作で大きな動きをしないように制限できるため、安静状態を保つことが出来るのです。