膝の内側痛みと腫れの原因と対処法!早く緩和する方法

野球、テニス、サッカー、バスケットボール、ランニングでの膝の内側や靭帯の痛み緩和と対処法を説明します。ストレッチやテーピング、アイシングのやり方を解説します。

膝の内側の痛みの4つの可能性は?

ひざの痛みの多くが内側で発生します。内側と言っても膝がしらの内側だったり、ずいぶん後ろ側だったり、症状が色々あるのですが、可能性のある5つを上げていきたいと思います。

 

1.鳶足炎の可能性:このブログでは随分触れていますが、ひざの痛みなのですが原因はひざの内側についている3つの筋肉(縫工筋、薄筋、半腱様筋)が集まって1つになっている腱の炎症で、膝から下を外旋するときにストレスがかかり炎症を起こします。なりやすいスポーツは、マラソン、サッカー、野球、バスケットボール、水泳、ラグビーなどです。

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2.半月板の損傷の可能性:膝関節のクッション役をしている半月板が傷ついていると、痛み、ひざの動きに引っ掛かりを感じる、酷いときは曲げ伸ばしが出来ない、腫れるなどの症状が出ることがあります。半月板はひざの打撲、強い力が掛かってねじったりした時に損傷しやすいです。

 

捻挫と間違えることも。。。

3.内側側副靭帯損傷の可能性:軽いものでは捻挫と間違えられることもありますが、膝の内側の靭帯が軽いものでは傷つき、重いものでは断裂しいる状態のものです。

スキーの転倒や、コンタクトスポーツで膝がむりやり内側に曲げられたりすると内側靭帯にストレスがかかります。

その他に膝を曲げた時につま先とひざの方向が違う動きをしたときに起こりやすく、原因として

お尻の筋肉の弱さ、足首の肩さ、偏平足などがあります。

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4.変形性膝関節症の可能性:中高年の多い症状で、大腿骨と脛骨、腓骨のジョイント部分の関節は軟骨で覆われており、関節の動きを滑らかにしていますが、加齢などの原因によって関節軟骨が摩耗して徐々に動きが悪くなる疾患です。痛み、ひざが曲げ伸ばししにくくなります。悪くなると歩行困難になることも。。。。

 

私も、痛みが出て変形関節症と診断されたのですが、ひざの内転筋のトレーニングを行い、意識することで歩き方を改善し全く痛みが出なくなりました。普段の歩き方でバランスが悪いとなることもありますのでチェックが必要です。

 

ひざの痛みの中でランナーズニーと言われている腸脛靭帯炎もありますが、腸脛靭帯というのは太ももの外側にある筋肉で、それが外側のひざ関節のとつながっているのでそこが炎症とか疲労してくると、膝に負担がかかりますがこの場合の痛みの多くは膝の外側になります。

 

しかし、腸脛靭帯にストレスがかかると人間の体は無意識にバランスを取ろうとしますので、その後にひざの内側のトラブルを誘発することもありますので注意が必要です。

特に腸脛靭帯は四六時中使う筋肉なので疲労しやすく、また、ストレッチの方法も難しく、1人だと尚更やりにくいので注意が必要です。