テニスをプレーしているとき、膝の内側に痛みを感じることがあります。久々に運動をしたときの膝の痛みは単なる筋肉痛の可能性もありますが、慢性的に続く膝の痛みの場合は靭帯や腱を痛めている可能性があります。
どうして膝の内側が痛くなるのかと言うと、テニスがボールを追って前後左右に激しく動くスポーツだからです。相手の動きによって急激にダッシュや方向転換を余儀なくされるため、弱い関節部分に負担がかかりやすいのです。
テニスでの膝の痛みの予防法は?
そのため膝の痛みを予防するためには、まずテニスを行う前と行った後に入念なストレッチを行い、筋肉や靭帯をよく伸ばしておくことです。ストレッチにより身体を柔らかくしておくとケガ予防に大変効果的です。
また膝の痛みを予防するためには膝周辺の筋肉を鍛えることも効果的です。ストレッチを行った後にスクワットやジョギングなどで筋肉を鍛えるのがおすすめです。
運動を定期的にされている方でも、膝の内側の内転筋などの意識しにくい筋肉は、ラバーバンドを使ったり以下のようなエクササイズをしてから、運動すると筋肉の使い方が変わり膝の内側に痛みの緩和になると思います。
そして膝の痛みを実際に感じたときには無理をしないで休養をとることも大切です。痛みが長期間続くような時や、歩くだけで膝の痛みを感じるときには早めに医療機関を受診して状態を把握しておくことも重要です。医師の判断に基づき適切な対処を行いましょう。
そして日ごろの生活に気をつけることも大切です。栄養バランスの整った食事をとり、充分な睡眠時間を確保することによって身体の疲れを解消し、筋肉を育てる効果が期待できるため、健康的な肉体を維持することが出来るでしょう。
特に成長期の子供がテニスをしている場合、未完全な身体にトレーニング中の負荷がかかりすぎることもあるため、周りの大人が膝の痛みを予防、改善するために注意を払うことが重要です。
膝の痛みは放置しておくとクセになることもあるため、内側が傷んでしまったときは適切な対処をすることが大切です。
そうすれば無理なくプレーすることが出来て、状態の悪化を防ぐことが出来るでしょう。違和感を感じたときは安易に自己判断をしないで第三者の意見を求めることが重要です。